🗾 全国のデータ
全国は特定の都道府県ではなく、47都道府県を合わせた日本全体のデータです。今回の集計で目を引くのは、デジタル化の急速な進展と、進学率の異なる動きです。
デジタル教科書の整備率は、高等学校で2013年の5.5%から2023年の53.4%へ上昇しました。特に2020年以降は、31.5%から2021年に37.2%、2022年に47.1%、2023年に53.4%と伸びています。中学校では2020年の70.7%から2021年に89.9%へ大きく上昇し、2023年には96.7%に達しました。背景には、GIGAスクール構想など、学校現場のICT環境を整備する政策や端末普及の進展があると考えられます。
一方、進学の動きは学校段階で対照的です。高等学校卒業者の進学率は、2000年の45.1%から2023年の61.8%まで上昇し、今回の推移では過去最高となりました。2023年の進学率は女が63.2%、男が60.5%で、女性が2.7ポイント上回っています。高等学校卒業者のうち進学者数は568,124人でした。
これに対し、中学校卒業者の進学率は2014年の96.6%を境に低下傾向となり、2023年は92.8%でした。進学者数も2023年は993,497人で、1975年の1,447,702人から大きく減少しています。少子化による卒業者数そのものの減少に加え、進路の多様化などが背景にあるとみられます。
教育費は2022年時点で、小学校が1,005,551円、中学校が1,161,618円、高等学校・全日制が1,322,148円でした。日本全体では、教育のデジタル化が進む一方、進学率には上昇と低下が同時に表れていることが分かります。
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